むりむりカタツムリ

着地点がわからなくなった理系大学生

夢買い

今日、就活エージェントに「自己分析は自分が経験してきたことと将来自分が仕事に就いたときにそのミスマッチをなくすためだよ!」なんて、入社一年目であるという私と同い年の彼がどこかの就活雑誌で見つけてきたフレーズであろう言葉を淡々と話していた。挙句の果てには私が志望している業界でも職種でもない会社の雑誌を持ってきて(確か人材派遣型SE)キラキラした目で「こんな会社どうですかね!○○さん(私)にぴったりの職業だと思いますよ!」と言っていた。どんな経緯で彼がその人材派遣会社に入社して仕事をしているかわからないが、最初はなんで人材サービスやってるお前がSE語ってんだよ!ふざけんじゃねぇ!!!と思っていたのだが、彼の真剣なまなざしにまんまとやられ選考を受けることになった。(断れない男)

 

***

 

就活において自分の軸を作成する、それは収入面、福利厚生、勤務地、残業時間、、、

数えだしたらきりがない。だからこそ、的を絞って優先度を決める。世の中には多種多様な仕事先や職種がある。こんな短期間の中でそれを自分の中に落とし込み、咀嚼するというのは私にとって簡単なことではなかった。なので、まず逃げ道を無くすことから

考えようと思った。これは私の偏見であるが、一次産業は頭を使わなくて済むし、五体満足の体があれば誰にだってできると考えていた。確かに畜産や農業、漁業というのは我々にとって必要不可欠なものであり、なかったら困る。だが、大学を出てまでやることではないと考えていたために、自分一人がやらなくたって誰かがやってくれる...その思いが嫌だったのだ。職業選択の自由があるのに、なぜ自分から潰さないといけないのか。それは自分にとって否定的で必要もないことなのか。という邪念を捨てるために酪農インターンシップにお世話になった話をしたいと思う。

 

舞台は鹿児島。どーーんと構えた桜島を背に研修先があった。5泊6日で具体的には牛の搾乳や、繁殖や清掃、子牛の世話が主な仕事体験であった。話には聞いていたことなのだが、どこへ行っても糞まみれである。生き物を相手にしているため当たり前のことなのだが、かなり臭いがきつくどこで行っても服に臭いがついた。起床が午前三時半ととても早く、臭いと相まって慣れていない仕事をしたせいか常時頭がくらくらしていた。それでも寝床を確保して、食事までごちそうになってもらってる会社への恩義と、わざわざ来たからには何かをつかんで今後の人生の糧にして帰りたいという思いから仕事を最後までこなすことができた。

 

そこで一番感じたのが人の温かさである。

仕事が終わると私に対して社員さんが

「○○くん、お疲れさま!ジュースなにのむ?」

と声をかけてくれたり、

頭いてぇと少しチラッと(誰かに聞こえるようにではない)心の声が漏れただけなのに、自分の宿舎まで戻って

「これ!バファリン!!頭痛いんでしょ?大丈夫?無理しないでね。」

と気を使ってもらった。

また仕事終わりには仲良くなった社員さん(Aさんとする)とお話ししていて

「自分の農場を継いで規模を大きくして親を楽させてあげたいんだ!」

と今後縁もないかもしれないインターンシップ生に夢の一つを打ち明けてもらった。

 

***

 

そんな機会から約三か月が過ぎた。

今になってやっとその行動や考えの素晴らしさに頭が上がらなくなった。

なぜなら、インターンシップに行ったりOB訪問をしているが、Aさんのように自信をもって夢を誰かに語れるような人に出会えていない。他人に自分のことをずかずか話してくる距離感が近いは、もともと結構好きで、上辺だけの生産性のない話をしてるくだらない時間よりもよっぽど楽しい。

酪農なんて親がもともと経営していてそれを子供に継がせてるだけだ!そんなの親のエゴだ!!と思う人も多いかもしれない。だけど、自分にとっての最善策を見つけ、自分が自分らしく生きていけるのが最善策であるんじゃないかと最近思った。そのために会社を辞めて転職したり、新しい自分に出会ってみたり、そういった手段なら、今後自分も最初から諦めていたものを掘り返してやってみよう!と思った。

社員さんの人となりの良さは一朝一夕で会得できるものではなくて日ごろからの行動や思想、振る舞いなどによって変わってくるもので、面接なんて普段だらしない学生が眼鏡外して、ワックス付けて、普段着慣れていない革靴とスーツを着たやつが少しうまぶって話したところですぐに化けの皮がはがれてしまう。と感じたので少しずつ生活面も勉強面も改善していかないといけないと考えた。

 

***

 

逃げ道を塞ぎに行ったつもりで逆に選択肢が広がり、その先での出会いや経験は決して否定できるものではなかった。「酪農っていいよなぁ牛さんと仕事したいなぁ」と今や考えるまでになった。いろんな選択肢がある中で取捨選択していくのは難しいけど、今は自分ができる範囲で頑張っていきたい。きっとヒントはそこら中に埋まっているから。

 

 

{牛さんギャラリー}


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今年一年の振り返り

お久しぶりです。

12月は持病の手術をして、ほとんど記憶がありません。。。

 

それはそうと、みなさんメリークリスマスです。

QOLの高い皆さんは、きっと家族でケーキを食べたり、恋人と

綺麗なイルミネーションを見に行ったりしてさぞかし楽しんでいるのでしょうね

 

まったく羨ましい話ですよ!!!

リア充爆発しろ~~~~~!!!!!!!)

 

なんやかんやで、今年も恋人がいないので一人で一年振り返ります。

 

1.就活をした

大学三年なのでインターンに行きました。業界はまだ絞れてないですが、こんな風に働けたらいいな、こういう大人になりたいな、っていうのを日々考えました。

中には高学歴で何でもできちゃう人もいるので、負けず劣らず頑張っていかないといけないですね。

 

2.リゾートバイト(住み込みのアルバイト)をした

長野県と岐阜県に大学二年生の冬を使って両社合わせて2か月間行きました。

もともとウィンタースポーツが好きなので、ホテルのレストランの仕事とスノボー

インストラクターの仕事をしました。いろんな大学の人がいるので出会いも多いし、

なによりお金がたまりました。雪山の仕事なので、交際費が全くなかったんですよね。

暇な人は行ってみてください。

 

3.麻雀の大会にたくさん出た

大学で麻雀部に所属していることもあって、交流が多かったです。

賭け麻とは違って、和気あいあいとしていてとても楽しかったです。

一回優勝しました~!

 

4.会いたい人にたくさん会えた

これが一番先に出てきました。一番会えてうれしかったのは、私の尊敬している

小説家さんですかね。感動して涙がぽろぽろしそうでした。

嬉しいことに今でも仲良くさせていただいていて、春休みのまた食事

一緒にさせていただくことになりました!!!

雲の上の存在ですが、認めてもらえるように頑張ってます。

 

 

 

***

 

 

もっと書くことあるかと思ったら案外少なかったです笑

とりあえず、やれることは今年までに終わらせて年明けゆっくり

手がみかん臭くなるまで食べ続けてやろうと思います。

 

それではみなさん、よい年の瀬を!

来年もよろしくお願いします!!!!!!

 

お風呂な殺人事件

同居人のいない生活をしてると他人に部屋を見られることがないので

部屋なんかいつも散らかっていて醤油やらマヨネーズの調味料や、はたまた

ドライヤーや髭剃りなどの生活必需品が本来枕の下にあるべきはずでないものまで

なんら規則性がないように置かれていると思われるものでも、自分にとってはだいたい醤油は

あの辺にあるだろうと探してみるとぴたりと当たるものなのである。

そんな普段からだらしない私であるが、自炊はよくするので洗い物が

そこそこある。さすがにこの私でも一回使った皿を洗いもせずに

食べ物を乗っけて食べるのはいかがなものかと思った。手をいちいち濡らしてまで洗い、飯なんか食いたくない。が、腹が減って動けぬ。洗おうか。いや、死んでも洗うまい。と10分近く考えてる自分を客観的にに見るとなんだか突発的に悲しくなってきたのでいい方法を探してみた。

「そんな悩んでいる暇があれば早く洗えよ!!!」

と、これを読んでいる人は思うかもしれないが全くその通りである。

また、10分近く考え込んで出た結果

「風呂場で食器を洗えばいいんや!!!!!」

という天才的な発想が思い浮かんだ。しかしこの後これが自分に不幸がもたらすなど知る由もなかった。

 

服を全部脱ぎシャンプーをしたあと、全身を洗った。

体がすべて濡れている状態なので、スポンジに洗剤を付けて食器を洗うという行為自体にめんどくさを感じなかったのでやはり私は天才なのかもしれないと心の中で思いルンルン気分で食器を洗った。

その時洗っていたのは、ビーフシチューを食べた時使った丸く、比較的大きなガラス製のお皿だった。左手でお皿を抑え、右手でスポンジを持ち、立った状態で洗っていた。

しかし、その時、お皿がばりんと割れ、右手と左手で交互に動かしていた運動は

私の鈍い反射神経を凌駕し、左手で持っていたお皿の破片は私のお腹あたりを

ぶすっとさした。

刺さった瞬間私は

「いってっっっっっっててててぇぇぇぇぇぇえっぇ!!!!!!!卍卍卍卍」

藤原竜也も顔負けする声のトーンと演技で(もはや演技ではない)

無慈悲にも狭いユニットバスに鈍い声が響き渡った。

お腹からはだぼだぼとしたたかな真っ赤な血が流れだし、もはやパニックになった。

今まで見たこともない量の血と、浴槽には散らばったガラス破片、勢いよく出るシャワーに私はどうすればいいかわからなくなった。

かろうじて、部屋に戻りタオルで止血をする。

かなりの血を短期間で見てしまったことと、血不足で貧血気味になった私は

救急車を呼ぼうと思ったのだが、こんな間抜けな理由で呼ぶのも相手にも悪いし

なにしろ恥ずかしかったため裸のままべしゃべしゃになった体と

真っ白なタオルが真っ赤になっていく様を見て、俺の人生儚ぇなぁと思いながら

そのまま一時間くらい意識を失っていた。

 

※※※

 

一カ月たった今、その傷はかなりよくなった。

2cm程度の三ヶ月状の白い傷は当時の阿呆な私のいい紋章となり

部屋はどんなに散らかっていても絶対に皿だけはちゃんと洗うことにしていたのだが...

実験で使う三角定規の先の部分を足の親指の付け根に思いっきりぶっ刺し今日一日中転げまわっていた。

 

もう血を見るのはこりごりだ。部屋の汚い皆さん。

次はあなたの番かもしれません。どうかお気を付けて。。。

 

22歳なので今後のことを考えてみた

大学を卒業をする。いい会社に就職する。結婚して子供が生まれる。

定年まで働いた会社を退職。人間はこの先の人生に思いを馳せ続ける。

そして死ぬ。

誰もが一度は思い描く人の人生観、生き方。迫る迫る冠婚葬祭。

それまでにはいろんなストーリーがあって、今この1秒ですら愛おしくなる。

 

よく就職活動で、自分の人生を振り返ってみよう。なんていう項目がある。

「どんな時に嬉しいと感じたか」「今まで一番頑張ったこと」とか。

自分が生まれて22年と4ヶ月を振り返る。その間、約8100日。

 

大人になるにつれて、自分が楽しいと思うようなこと、美味しいと思うもの、

昔では考えれらなかった、もしくは考えようとしなかった選択肢

かなりたくさん変わった。それだけ生きてきたのだと感じた。

 

仕事ってなんだ?お金をもらうこと?生きていくこと?何かに属すること?

自分を高めるもの?社会的地位を他人にひけらかすもの?感謝されること?

人を幸せにすること?結婚相手を見つけるもの?

きっと答えはない。生きている限り、人は人生を歩き続ける。人生を紡ぐ。

 

就活のコンテンツは闇が深い。誰もが不安になる。

行きたい業界もある。生きたい会社もある。

だけど、私にとってのベストなところかはわからない。

だって同じような会社たくさんあるんだもん。唯一無二なんて会社は一つもない

仕事をすると、自分の趣味はそっちのけで仕事以外を考えなくなる?

そんなの嫌だ、プライベートだって充実したい

みんなが仕事に求めるものは?

そこそこの給料?出会い?生活のメリハリ?福利厚生?

人それぞれどこにフォーカスを置くかは違うけど、

きっと大多数の人は人生のQOLを高めれる仕事こそ至高と考えているだろう

 

わたしは?肝心な自分がわからない。

結婚したい、お金が欲しい、いい人と出会いたい、美味しいもの食べたいetc...

これら全てを叶えるために、仕事という手段を取るのが最善策だから仕事をしよう

就活をしようと考えているのか?うーーーん。

 

でもこれだけは言える。

自分は病気を通して、他人の弱みを理解できる。

相手の立場に立って物事を考えることができる。

え?そんなのみんなできるだろって?確かにね。

でも、できない人って多いんだよ。こんなの出来て当たり前かもしれないけどね

正直、病気になってデメリットの方が圧倒的に多いよ。

たくさん苦労したしね、死にたいとも何回も思ったし。

でも、一歩後ろに立って、世界を俯瞰的に見てみると、

メリットがあったのね。相手のことを考えて尊敬できるって。

これは最近になって気づいたことで、こんなの当たり前のことだけど

私はできる側にいるんだなって気づいた。

 

じゃあ、それを通して福祉業界で働けばいいじゃん?

人手が足りないし、社会貢献できるよ?

確かにそうね、一つの選択肢にはあるよ。でもまだわからないよ。

 

今後の人生何が起こるかわからない。楽しいこと悲しいことたくさんあるかも。

その中で自分の軸を見つけるのなんて難しすぎるよ。

世界はめまぐるしく回っていてきっと自分にしかできる仕事なんてないんだ。

自分が生きていても死んでも世界は忙しいのだ。

私に構ってる時間なんてない。だけど死にたいとも今は思わない。

結局この先わからないことだらけなんだ。

でも、それでも、自分の「核」となるものを探し出すために人は生きて行く。

自分らしい場所を見つけるために人間は模索しながら生きて行くのだ。

 

探しているのは

 友達が面白半分で大手マッチングアプリに登録していたので登録してみた

登録を進めて見ると、自分の身長や体重、仕事のことや相手に求める条件まで

詳細に書く欄があった。求める相手はどうやら異性で確定らしい。

私はホモではないので特に気にしないが、ホモやレズの方は

ブチキレるのではなかろーか、ジェンダーの方に失礼極まりない

早速女性のプロフィールをみているとそこには、

華やかな服を着たり、楽しそうに友達と写っている、女性らしい女の人が。

女性が男性に求める年収やタイプ、びっくりしたのがfacebookの友達の数や

もともとの交際歴まで事細かに書いているのである

facebookの友達が多かろうが少なかろうがどうでもよくない?

友達の数で相手を判断するの?判断材料になり得なくない?

相手が交際歴多かったらダメなの?その分いい人とめぐり合わせてきたってことじゃん

初めてだったら相手を処女として見るの?処女だからなんなの?

相手はこちらをみているようでみていない。

仮想空間でどこの誰だかわからない人と少しのお見合いをしてる気分だった。

 

結局いい人は見つからなかった、まず本当に実在してるかわからないしネ

性別を女に変えてやり直したところ、どの男性も身長が高くてイケメンだった。

こっちの方がマッチングアプリとしてではなくエンタメとして楽しめるんじゃないのかなーと友達とゲラゲラ話していました。

 

結局は相手の顔や年収、身長や体重などの数字でしかマッチングアプリでの

判断材料になり得ない。

「人間は顔じゃなくて中身だよ!!!」

という女性はいるが、結局は男だって、相手をうわべだけでしか判断できないのである

 

もっと、こう、、、動画撮るとか!?笑 

もっといい方法あるんじゃないのかなぁ

時代が変わってSNSで恋愛を求める人も多くなったけど、

私は男女異性関係なく「合うならどっちでもいい」と思う。

それは性的な意味ではなくて。

男女の友情は存在すると思う、女性をみんな女としてみる男は

相手を尊敬しているわけではない。ミソジニーが定着してるいるんだ

 

 

激辛!?教師だらけのいじめ問題!!!ポロリもあるよ

私は高校までの時代、基本的に先生を好きになったことは一度もないし、

無論尊敬したこともない。先生も同様、私のことが好きでなかったように

双方の意嚮も一致していた。

私が中学校でいじめられて苦しんでいる時も先生は、何もしなかった。

大々的にいじめられているわけではなかったので、殴られたり蹴られりするようなものではなくひたすら陰口を言われたり、筆箱を女子に捨てられたりしたくらいだ。

当時は、自分の病気のことと家族問題、学校の居心地の悪さにいつも胸騒ぎがして、

生きているのにどこか宙ぶらりんな状態であった。

自分における社会、家族、学校での立ち位置はいつも私を苦しめた。

先日、実家に帰って部屋を片付けていた時、修学旅行の写真を見つけた。

当時は行くのが嫌で嫌で仕方なぁーなんて当時を振り返っていると

なんとも中学生には見えない疲れた表情の私がいた。笑う。

 

***

 

あまりにも人生に嫌気がさしたので、当時の先生に相談した時がある。

「先生、学校にも家にも自分の場所がないんです。毎日苦痛です。このままだと頭がバグりそうです。」

「そんなの僕に言われても知らないよ。君はもっと自分のことを理解したほうがいいね」

さて、この当時の私の表情や、言動で私が苦痛であり、助けてほしいと思っていたこと。それを当時の教員は気づかなかったのだろうか?

答えは、ノーだ。絶対に気づいていたはずだ。

先生という立場上、自分の教え子をいい方向に導くのが教員の仕事のはずなのに彼らは何もしなかった。何かしようとしたけど、何をすればいいかわからなかったのよ。みたいな答えはナンセンスだ。公務員である立場、普通に仕事をしていれば金がもらえる。一人の生徒を助けたところで、感謝されるかわからないし、むしろ嫌われるかもしれない。面倒な仕事はお断りだ。ってのがあっちの言い分だろう。

先生になんて教員免許があれば誰にだってできる。そこに偏差値は必要がないし、無論信念や志なんてものは紛い物にすぎない。

 

今回の、「激辛カレー事件」がいい例だろう。

きっと彼らは、謹慎期間を終えたら何食わぬ顔で生徒に授業をし始めるのだ。

どの道のスペシャリストでもないくせに、全てがわかってるような顔して。

 

義務教育が終わるまでの期間、生徒にとって学校がすべてのテリトリーであり中心であると思われるだろう。彼らには相談できる、親身になって話を聞いてくれる人たちが必要だし今後生きて行く上での糧になることは必然である。

日本において、問題を抱えた生徒や困んでる人はたくさんいる。それは私たちの目に可視化できるものである可能性が低いということだけだ。

生徒の立場に立って大々的に助けられるのは、先生だ。

今回みたいなことが起こらないように教育委員会に警鐘を鳴らすしかない。

 

そんなことより、the brilliant green最高だね。みんな聞いてね

the brilliant green - Tsumetai Hana / 冷たい花 (Live) - YouTube

 

わたぬきくん物語⓵

楽しいことが好き!お話をするのが好き!わたぬきくん。

これはそんな好奇心旺盛なわたぬきくんのおはなしです。

 

お母さんはいつでもニコニコ。怒るとちょっぴり怖いです。

お父さんはいつでも家族思い。頑固だけど根は優しいです。

お姉ちゃんは不器用。でも弟思いの優しい女の子です。

わたぬきくんの自慢のお姉ちゃんでした。

 

そんな暖かい家庭に生まれたわたぬきくん。

でもそんなある日、おかしなことが起こりました。

小学生の頃でした。入学したてのピカピカの一年生。

歩いても苦しい。階段を一段登っただけでも息切れがしました。

胸がゼエゼエします。口からはたまに血のような赤いものが出ます。

「くるしい。くるしいよう。。。」

お母さんに相談しました。

「僕このまま死んじゃうのかな...。」

するとお母さんは言いました。

「お医者さんがみてくれたら、ちちんぷいぷい。なんでも解決!」

お母さんは、わたぬきくんをそっと抱きしめました。

 

ある日学校を休んで、お母さんに連れられて病院に行きました。

そしたらお医者さんは言いました。

「いいかい、わたぬきくん。君は病気なんだ。でも大丈夫!この薬を飲んで、ちゃんと病院に通えばちゃんと治るさ!」

わたぬきくんは病気のことを聞いても全くわかりませんでした。

 

ちゃんとお薬を飲んで、お医者さんの言われた通りに通院しました。

ですが突然に胸が苦しくなる日がありました。

そんな日は学校を休み、家で寝ていました。

「ああ、ぼくもみんなと同じように野球したりサッカーしたりして遊びたいなぁ...」

お母さんお父さんは仕事に行き、お姉ちゃんは学校に行っています。

なんで僕だけ。。。誰もいない家で一人で泣きました。

 

 

つづく