むりむりカタツムリ

着地点がわからなくなった理系大学生

22歳なので今後のことを考えてみた

大学を卒業をする。いい会社に就職する。結婚して子供が生まれる。

定年まで働いた会社を退職。人間はこの先の人生に思いを馳せ続ける。

そして死ぬ。

誰もが一度は思い描く人の人生観、生き方。迫る迫る冠婚葬祭。

それまでにはいろんなストーリーがあって、今この1秒ですら愛おしくなる。

 

よく就職活動で、自分の人生を振り返ってみよう。なんていう項目がある。

「どんな時に嬉しいと感じたか」「今まで一番頑張ったこと」とか。

自分が生まれて22年と4ヶ月を振り返る。その間、約8100日。

 

大人になるにつれて、自分が楽しいと思うようなこと、美味しいと思うもの、

昔では考えれらなかった、もしくは考えようとしなかった選択肢

かなりたくさん変わった。それだけ生きてきたのだと感じた。

 

仕事ってなんだ?お金をもらうこと?生きていくこと?何かに属すること?

自分を高めるもの?社会的地位を他人にひけらかすもの?感謝されること?

人を幸せにすること?結婚相手を見つけるもの?

きっと答えはない。生きている限り、人は人生を歩き続ける。人生を紡ぐ。

 

就活のコンテンツは闇が深い。誰もが不安になる。

行きたい業界もある。生きたい会社もある。

だけど、私にとってのベストなところかはわからない。

だって同じような会社たくさんあるんだもん。唯一無二なんて会社は一つもない

仕事をすると、自分の趣味はそっちのけで仕事以外を考えなくなる?

そんなの嫌だ、プライベートだって充実したい

みんなが仕事に求めるものは?

そこそこの給料?出会い?生活のメリハリ?福利厚生?

人それぞれどこにフォーカスを置くかは違うけど、

きっと大多数の人は人生のQOLを高めれる仕事こそ至高と考えているだろう

 

わたしは?肝心な自分がわからない。

結婚したい、お金が欲しい、いい人と出会いたい、美味しいもの食べたいetc...

これら全てを叶えるために、仕事という手段を取るのが最善策だから仕事をしよう

就活をしようと考えているのか?うーーーん。

 

でもこれだけは言える。

自分は病気を通して、他人の弱みを理解できる。

相手の立場に立って物事を考えることができる。

え?そんなのみんなできるだろって?確かにね。

でも、できない人って多いんだよ。こんなの出来て当たり前かもしれないけどね

正直、病気になってデメリットの方が圧倒的に多いよ。

たくさん苦労したしね、死にたいとも何回も思ったし。

でも、一歩後ろに立って、世界を俯瞰的に見てみると、

メリットがあったのね。相手のことを考えて尊敬できるって。

これは最近になって気づいたことで、こんなの当たり前のことだけど

私はできる側にいるんだなって気づいた。

 

じゃあ、それを通して福祉業界で働けばいいじゃん?

人手が足りないし、社会貢献できるよ?

確かにそうね、一つの選択肢にはあるよ。でもまだわからないよ。

 

今後の人生何が起こるかわからない。楽しいこと悲しいことたくさんあるかも。

その中で自分の軸を見つけるのなんて難しすぎるよ。

世界はめまぐるしく回っていてきっと自分にしかできる仕事なんてないんだ。

自分が生きていても死んでも世界は忙しいのだ。

私に構ってる時間なんてない。だけど死にたいとも今は思わない。

結局この先わからないことだらけなんだ。

でも、それでも、自分の「核」となるものを探し出すために人は生きて行く。

自分らしい場所を見つけるために人間は模索しながら生きて行くのだ。